最近はおしゃれなパン屋さんが多くみられる中
大正6年創業の新田パン
私が生まれた家のすぐ前にありました。
今は少し離れたところに移転しましたが
数十年ぶりに行ってみました。
入り口は古びた木の引き戸
広くない店内はガラスケースに懐かしいパン
「今でもコッペパンにピーナッツ塗っていただけるのですか?」
と聞いてみると
「できますよ」との事、
うれしくて、うれしくてこみ上げるものがありました。
その昔はアルミ缶の中にマーガリン、ジャム、あんこ、ピーナッツ
が入っていて希望のものをたっぷり塗ってくれたのです。
よく通ったパン屋さんが今でもある喜び
栄養パン、コッペパンにピーナッツ、ジャム、きなこパン
きな粉パンはそこで揚げてくれたようです。
どれもこれも懐かしい素朴な幸せな味のパンでした。